2023年3月29日水曜日

いわゆる、魏志倭人伝の「末盧國」の意味

  • 青空や花は咲くことのみ思ひ/桂信子
  • ■ 今日の天気予報では、こんな句だったようだ。
  • ■ 以下と関係ないが、・・・
  • ■ 花が思っているはずはないので、例えば、
  • 桜ばないのち一ぱいに咲くからに生命かけてわが眺めたり  岡本かの子
  • この方がましかもしれない。
■ 2023-03-29
■ 地球上の約7割は海が占め、航空機の発達以前は船が用いられ航海であった。
■ 日本列島と朝鮮半島との行き来も船であった。
■ 航海の安全上どのような航路をとるかは天候、海流との関係上重要であり、
■ 的確に進路を定める必要がある。
■ 朝鮮半島から日本列島への航路は
  • 對馬國
  • 一大國
  • 末盧國
  • 伊都國
■ ・・・だった。
■ 末盧國以外は、長官や副官の名があり、立ち寄り魏の国からの贈り物を披露したと考えられる。
■ 末盧國は通過点だが、航海上は大きな目標地点であった。
■ 夜は灯台としての役割もあったかもしれない。
■ いったん海に出ると目標がないと進路を定めにくい。
■ また、対馬海流や玄界灘を考慮すれば、直接、伊都國を目指すより、
■ 陸近くに沿ってゆくのが安全である。
■ それがよく知られていた。
■ 当時、海面は現在より高かったということも言われているが、
■ だとしたら、糸島あたりは地名通り島であり、糸島の南部を走る肥後線部分は海だった可能性もある。
■ 周船寺という地名もある。
■ 海抜21.2mだ。
■ 糸島波多江の海抜は13m。
■ 唐津湾から糸島南を通過して伊都國に至るのであれば、合理的だと考えられる。
■ 伊都國は糸島深江あたりとする説もあるが、・・・
  • 伊都國 イト国
  • 糸島 イト島
■ 糸島が島であれば、伊都國は博多近くに位置していたと考えた方が自然だと思われる。
■ なぜなら、人が多く住む平野部に近いところに位置していたと考えられる。
■ また、
  • 南至邪馬壹國
  • 可七萬餘戸
■ 伊都国の南に邪馬台国があるので、仮に糸島深江あたりが伊都国だとすれば、
■ 南は山だから、農地がなく、コメを生産できず、多くの人が住まう場所とは言えない。
■ そこに邪馬台国があるはずはない。
■ のちの時代の太宰府は現在は海からかなり離れているが、・・・
■ 港から多少離れ、遠からず近からずの場所にあったと考えられ、同様だ。
■ 海岸線についてはこんな、サイトがあった。


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