2023年3月18日土曜日

雨だから 寒緋桜に 思い寄せ、と、kiss の話

■ 2023-03-18
■ 先日、桜メジロを撮った。
■ こんな時、写真でなく、俳句ならどうする。
■ いい句ができる気がしない。
  • カメラ手に 寒緋桜の メジロかな
■ こんなので、ごまかせるとも思えない。
■ 俳句は作る側も自分の記憶にも残るのがいい。
■ 例えば、・・・
  • 屋上で 花火上げましょ キスしましょ  遊水
■ この句はどういう状況で作ったかはどこかに書いた。
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■ これだ。
■ 一度聞いたら忘れにくいのではないかと思う。
  • なんとなく そんなもんだよ はるのかぜ  遊水
  • 雨だから 寒緋桜に 思い寄せ  遊水
■ 「思い寄せ」で思い出した歌がある。
  • 總身の花をゆるがす春の樹にこころ亂してわれは寄りゆく  斎藤史
■ 「桜」という言葉はないが桜だろう。
■ ジェイムズ・カーカップ&玉城周は次のように訳している。
■ これで斎藤の歌の心は伝わるのだろうか。

Its entire body
swaying with all its blossoms,
the spring tree, throwing
my heart into confusion --
I am approaching it now.
 
■ 「春の樹」でなく、
  • 総身の 花をゆるがす 桜木に 心乱して われはよりゆく
  • 総身の 花をゆるがす 木蓮に 心乱して われはよりゆく
  • 木蓮 - Google 検索
■ これでいいのではないか、と思う。


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