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■ 先日、
- ■ 久女の句はほとんど知らないが、
- 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ
- 谺して山ほととぎすほしいまま
- ■ こんな句は知っている。
- ■ 才能があふれている感じだ。
■ こんなことを書いたが、今日、気が付いた。
- 平井照敏編・現代の俳句・講談社学術文庫・1993-01-10 発行
■ この本が本棚にあった。
■ 見ると、ある。
■ ほとんど知らないのではなく、ほとんど記憶になかったということか。
■ いくつか○をつけていた。
- 朝顔や濁り初めたる市の空
- 紫陽花に秋冷いたる信濃かな
- たてとほす男嫌いの単帯
- 道をしへ一筋道の迷ひなく
■ ○はつけてなかったが、
- 風に落つ楊貴妃桜房のまま
■ こんな桜もあったのか。
■ 俳句からは遠ざかっていた。
■ 野鳥撮影の方が面白いのだ。
- 啼く鳥の姿探して冬木立
■ イカルがいい声で鳴いているのを探す方が楽しい。
■ カワセミは夏の季語だとか、何を言うか、カワセミは冬こそ色が美しい。
■ カワセミの句など作りにくい。
- 冬の池 翡翠いつもの 枝にいて 遊水
■ それがどうしたという感じになってしまう。
■ 俳句はたくさん作った。
■ こんなことを書いていたら、・・・
- 黒田杏子さん亡くなったって
■ と、朝刊を読んでいた妻が来て言った。
■ 吟行派のモモコだ。
■ 野鳥写真もそうだけど、俳句もたくさん作り過ぎると、忘れてしまうし、忘れ去られる。
■ そんなもんだ。
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