ラベル 芭蕉 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 芭蕉 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2026年5月23日土曜日

悲しくてポトリと水に水中花 オマエはなみだ流せないけど

■ 2026-05-23
■ 芭蕉は奥の細道から帰り5年後に「おくの細道」を書いた。
■ 芭蕉を見送ったのは4人。名前も書かれている。
■ 友人2人と弟子2人。
■ 弟子は旅費を出した。
■ 一人のあだ名は「鳥金右衛門」、もう一人は魚屋・杉山杉風、通称鯉屋市兵衛。
  • 行く春や 鳥啼き魚の 目は泪
■ わざわざ「矢立の初めとして」など言い訳めいたことを書いている。
■ 魚は涙を流せない。
■ しかし、それが芭蕉のあざとさだ。
■ 2人は、自分のことを句にしてくれたと喜ぶだろう。
■ 資金援助をしてくれた挨拶句で、これからも、というコトだろう。
■ どこかにも書いた。まあいい。
■ 最近は、奥の細道など読まれず、お気軽俳句のようだ。
■ それはさておき、以前の歌と並べてみよう。
  • かなしくて ぽとりとみずに すいちゅうか おまえのなみだ みえないけれど
  • 悲しくて ポトリと水に 水中花 オマエはなみだ 流せないけど

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------

2025年6月22日日曜日

鳥啼き魚の目ハ泪、と、丸谷才一

■ 2025-06-22
■ 今朝の、日本経済新聞・私の履歴書・早川浩㉑、に
英文学に通じた作家であり、文芸評論家でもある丸谷才一さんは1950年代にグレアム・クリーンの翻訳を当社からだして以来の長い付き合いだ。とあった。
■ グレアム・グリーン選集・全15巻が本棚にある。
■ 映画・第三の男が面白かったから買ったんだと思う。
■ 丸谷才一が翻訳しているのは「第三の男」ではなかったが、
■ 丸谷才一を知ったのはその頃だったかもしれない。
■ 丸谷才一著・新々百人一首・新潮社は、時々読んでいる。
■ 三番目に、春・二条后の歌の解説をしている。

雪のうちに春はきにけりうぐいすの氷れる泪いまやとくらむ   二条后

■ ここに泪とあるものだから、松尾芭蕉の句を引いている。
■ 引かなければよかったろうに、と思う。
■ 芭蕉は、旅から帰り、5年後に奥の細道を書いた。
■ 見送ってくれたのは、次の4人だった。
  1. 素堂
  2. 原安適
  3. 杉風
  4. 濁子
■ 素堂、原安適は友達。杉風は魚屋、濁子は、あだ名が鳥金右衛門で、この二人が弟子だった。
■ 芭蕉を、あざとい、という人がいた。そういうことだ。
■ 自分のことを句にしてもらって感激し金銭的援助を惜しむはずはない。

行春や鳥啼き魚の目ハ泪

■ 是を矢立の初めとして、などと白々しく書く芭蕉だ。こんな書き方、書かなくてもいいことを書いている。
■ だから、芭蕉はこの句を思いついたので、奥の細道を書き始めたという感じがする。
■ だいたい、水の中にいる魚に泪などあるはずはないので、少なくとも、魚屋の杉風はすぐ自分のことだと分かった。
■ 丸谷才一は奥の細道を読んではなかったのではないか、と思われる。


オオルリ,メジロ,エゾビタキ

千里南公園の野鳥の日記: 今朝の南公園 朝はヒンヤリしてたがどんどん 気温が上がってきた快晴の丘の上 オオルリ モズ エゾビタキ コサメビタキ エナガ ■ 2026-10-01 ■ こんな頁の続きを書いて、鳥見に出た。 橋本遊水・ことのは:  清少納言と雲の話、「朝にさる色」と...