■ 2025-01-07
■ 気象庁のサイトを見ると、今日は鳥撮り散歩にはよさそうな天気のようだ。
■ ただ、都合が悪くなるかもしれない。
■ と、予想したようなコトになり、しかも、書類不備で行ったん戻り出直す、アホなことをしたので、結局鳥見には行けなかったが、そこいら散歩以上に歩いた。
■ 毎日のことだから、鳥撮りはどうでもいい、と言えばどうでもいい。
■ で、行く前に、相も変わらず、百人一首だ。
■ 塚本の本を読もうと思ったのは、時実新子の本の、解題、にあり、しかも、・・・
■ 式子内親王の歌として、「かえりこぬ」を上げていたので、共感したからだった。
かへりこぬ むかしをいまと おもひねの
ゆめのまくらに にほふたちばな // 式子内親王
■ だからと言って彼の歌がいいというわけではない。
■ しかし、参考になる本ではではあった。
■ 10年かけて書いたようで、まだ十分読んだとはとは言えないので、読んでいる。
■ 式子内親王の項にこんな歌が取り上げられていた。
夢のうちも移ろふ花に風吹きてしづこころなき春のうたたね 式子内親王
■ 字余りで、この場合、例えば「はなのいろは」と比べると、ちょっと引っかかる。
■ どうせなら、夢のうちにも、でよかったのではないかと思う。
- ゆめのうちも 6
- ゆめのうちにも 7
■ それはさておき「しづこころ」ということばが使われているのだなあ、と思う。
- うたたねの 夢のうちにも 風吹きて しずこころなく 花は移ろう 遊水
■ あまりいい出来ではないけれど。
■ ちょっと改作してみた。
■ 自分でも作ってみると、例えば「春のうたたね」の「春の」はいるのだろうか、などと思い、移動したのだ。
■ 下の句は、あっさり、そのまま
- しずこころなく花の散るらん
■ でもよかっただろうが、「移ろう心」「心の移ろい」と言う意味では「うつろう」に意味があるのだろう。
- しずごころなく 心うつろう
■ こころ、が重なるのも、心、と漢字を使うことで気にならないけれど、・・・
■ もう一度見直した。
★
うたたねの 夢のうちにも 風吹きて 散る花のごと こころ移ろう 遊水
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